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webデザインを仕事に
公開日:2020/09/02
最終更新日:2020/09/07
Webデザイナーは、転職や副業に人気の職業です。デザインを学んだ経験はないものの、Webデザイナーの仕事に魅力を感じている、という人もたくさんいます。
とは言え、「デザイナーはセンスや才能がモノをいう仕事だし、社会人になってから始めるのは無理でしょ」と諦めてしまいがち。
しかしWebデザインの知識やスキルは、社会人になってからでも習得できます。未経験でも、手段を選べば仕事として稼げる可能性があるのです。
今回は、未経験からでもWebデザイナーになれる理由や方法、その働き方の種類などを紹介します。
冒頭でも述べたとおり、Webデザイナーになることは未経験でも可能です。
というのも、Webデザイナーには未経験者にも挑戦しやすい次のような要素があるからです。
Webデザイナーには専門的な知識が必要ですが、資格がなくても働けます。
デザインに関する資格はいくつも存在はしますが、現役で活躍するデザイナーには資格を持っていない人も多いのです。
また、Webデザイナーの求人情報を見てみても、応募条件に「デザインに関する資格の保有」を挙げている企業はほとんど見当たりません。
重視されるのは何より「どんなデザインができるのか」「一緒に働く上で上手くやっていける人材かどうか」ということ。
そのため未経験でもチャレンジがしやすい職種の1つと言えます。
Webデザイナーになるには、デザインのノウハウを身につける必要があります。そのため「仕事を辞めて専門学校に通わなくては」と思う人が多いのですが、実は独学でも可能です。
スクールで学ぶとしても、その多くが3カ月〜6カ月程度で修了できるようになっています。費用も、数万円から数十万円と、働いている人なら全く無理なわけではありません。
オンライン講座での独学なら、費用はスクールより安く、好きな時間に勉強できます。
現代社会は、IT技術の進化・発展とともにオンラインサービスが増加し、Webデザイナーへの需要もどんどん増しています。
仕事の内容も、大手企業のプロジェクトから個人のホームページ、ブログの作成まで多岐にわたり、例えば小さなバナー広告など、高度なスキルがなくてもできるものも。
比較的簡単な仕事から始めて経験を積み、スキルを磨いていくことで、未経験でもすぐに仕事ができるチャンスがあり、収入につなげられるのです。
未経験でも応募できる仕事が「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングで探せるようになったりして、未経験者を後押しする環境も整ってきています。
転職や副業を考えるとき、年齢がネックになることが多いですよね。
しかしWebデザイナーの仕事は、歳を取ったらできなくなる、というものではありません。相応のスキルが認められれば、30代~40代で未経験でも、働ける可能性は十分あります。
ただし、デザインの世界は流行やツールの進化など、日々変化していくもの。常に向学心・向上心を持って仕事に取り組む姿勢は必要です。
Webデザイナーは、未経験者でも始めやすい職業。とはいえ実際に稼ぐには、努力や工夫が不可欠です。
Webデザイナーとしての働き方は、主に2つあります。
1つは企業に勤めること、もう1つはフリーランスとして活躍する方法です。
1つ目は一般企業やWeb関係の制作会社に所属して働く方法。正社員だけでなく、派遣やアルバイトといった雇用形態もあります。
会社勤めで働く最大のメリットは、収入が安定すること。また、自分で仕事を取りに行く(営業する)必要もありません。
ただし即戦力を求める企業が多いので、求人情報に「未経験OK」の記載があり、かつ教育体制の整った会社から始めるのがよいでしょう。
最初はバイトから始め、スキルアップして正社員への変化やより条件のいい企業への転職を考えるという手もあります。
Webデザイナーの仕事は、企業などに所属せず、個人で活動することも可能です。
基本的に、仕事を得るには人脈作りが重要かつ不可欠。しかし最近ではクラウドソーシングやスキルマーケットが普及しはじめ、人脈がなくても仕事をもらえる環境があります。
勤務時間や休日を自分で決めたり、引き受ける案件を選んだりできるのが、フリーで働くことの大きなメリット。
育児や介護で家を離れられない人も、在宅で働けます。
Webデザイナーは、本業でフリーランスをするにも副業でフリーランスをするにもおすすめの仕事です。
ただ、自由度が高い反面で収入が不安定なことがフリーランス最大のデメリットと言えます。
すべてが自己責任となりますし、スケジュール管理や営業、経理業務もすべて自分でしなくてはいけません。
2020年現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Webデザインの受注も対面を避けてオンラインで行うケースが増えています。
会社自体もリモートワークを導入して、デザイナーを在宅勤務にするなどの動きも。
こうした流れによって、Webデザイナーの需要が高まる傾向はつづき、在宅での副業や複数の本業を持つパラレルワークなど、働き方も多様化するものと予想されます。
Webデザイナーとして実際に仕事をするには、具体的にどんな準備をすべきなのでしょうか。順に見ていきましょう。
Webデザインの勉強をするのに、次の3つは欠かせません。
Webデザインでは画像や動画の編集を行うこともあるので、CPUやメモリのスペックが高いものが必要です。
独学で学ぶにもスクールで学ぶにも、自主学習は必須。快適なインターネット環境も不可欠です。
Webデザイナーの仕事に欠かせないグラフィックソフトが、Adobe社の「Photoshop(フォトショップ)」と「Illustrator(イラストレーター)」です。使いこなすには何度も練習する必要があるので、必ず最初に購入しておきましょう。
他にもいろんなソフトがありますが、まず最低限この2つは押さえておくべきです。
HTMLやCSSを用いてテキストファイルを編集する「コーディング」の作業に使います。
コーディングは厳密に言うとコーダーと呼ばれる専門の職種が行う仕事。しかしデザイナーとコーダーを兼ねることも多く、コーディングもできた方が仕事の需要も高いです。
またHTMLやCSSの基本的な知識を知らないとデザインの仕事にも不便なので、これからのWebデザイナーには必須と言えるでしょう。
はじめはWindowsの「メモ帳」やMacの「テキストエディタ」でよいかもしれません。実際に仕事をする段階になったらプロ用のソフトウェアを購入するのがおすすめです。
デザインを学ぶ方法には、主に独学とスクールの2通りがあります。
今の仕事や家庭の事情、生活スタイルを考え、独学とスクールそれぞれのメリット・デメリットも踏まえた上で、自分に合うものを選びましょう。
独学にも大きく2つの方法があります。1つはデザイン関連の専門書を何冊か購入し、それを教科書に1つ1つ学び進めていくこと。もう1つはWebデザイナーを養成するオンライン講座を利用することです。
独学のメリットは自分のペースで学べることや、スクールに比べて費用が安いこと。費用を抑えたい人、自分のペースで学びたい人、スクールに通う時間が取れない人にはおすすめです。
ただ、一緒に学ぶ仲間や質問に答えてくれる人がいないと挫折しやすいので、モチベーションを下げないよう、計画性を持って進める必要があります。
専門学校などに通うのは、通学の時間が無理なく捻出できる人や、常に指導やサポートを受けながら学びたいという人におすすめの学び方です。
同じクラスで学ぶ人から刺激を受けたり、友人ができたりするメリットがあります。講師と直接話せるので、わからないことを聞いて解決することもできて便利。
ただし、費用は独学より高くなります。
働きながらデザインを学びたい人におすすめなのが、独学とスクールそれぞれの良さをいいとこどりできるオンライン教材「STEPmeets(ステップミーツ」です。
「ステップミーツ」は動画を見て自分で学ぶ教材ですが、好きな時間に学べる上、現役デザイナーによる課題添削やLINE相談を受けられるサービスもあり、費用はスクールよりも抑えられますよ。
デザインの一通りの知識やスキルを学んだら、それを生かす仕事を探しましょう。
いきなり大きな仕事は難しいので、まずは「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングに登録して、バナー制作などの簡単な仕事に挑戦するのがおすすめです。
最初は単価の低い案件でも選り好みせず、どんどん経験を積むことが重要。実践でスキルも磨くことができます。
企業に勤めるなら、ハローワークや転職サイトで求人情報を探すほか、アドバイザーがつく転職エージェントを利用するのが効率的。
その際は、自分がどんなデザイン制作ができるのかを証明するために、ポートフォリオ(作品集)を作っておきましょう。
「未経験可」の求人を探しますが、あまりに条件の良さそうな求人、「誰でも稼げる!」のような謳い文句の求人はブラック企業の可能性もあるので注意してください。
Webデザイナーは、未経験でも始めやすい仕事の1つ。短期間でノウハウを身につけることができ、仕事の需要も多いなど未経験者向けの条件が揃っています。
IT技術は今後も進化し、オンライン市場も拡大を続けていく傾向。個性を生かした転職・副業を考えるなら、Webデザイナーがおすすめです。
Webデザイナーに年齢制限はありませんが、同じ未経験なら若年層を選ぶ企業も多いので、なるべく早くスタートして、スキルを磨きましょう。
オンライン教材「STEPmeets」なら、スクールに行くより安い費用で、働きながら好きな時間に勉強でき、プロのサポートも受けられますよ。