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webデザインを仕事に
公開日:2020/09/09
何をするにもインターネットが欠かせない、現代のネット社会。web関連の制作にかかわる働き手の需要はますます高まっています。
広告バナーの制作やwebページの制作にかかわるWebデザイナーは、未経験でも比較的簡単にスキルを身につけられ、転職しやすい職業の1つ。
もちろん「誰でも簡単に」ではありませんが、必要な知識やスキルは独学でも習得可能。未経験からでも活躍できる転職先も見つかります。
この記事では、Webデザイナーに転職するチャンスや方法、未経験からのアピールポイントなどを紹介します。
「今とは違う仕事に転職したい、でもこれから何ができるだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そんな中、新たな転職先として注目されている仕事の1つがWebデザイナーです。
Webデザイナーとは、バナーや企業の公式webサイトなど、web上のさまざまなコンテンツをデザインする仕事。
web広告や自社サイトページに力を入れる企業は増え続けているため、Webデザイナーは需要の高い仕事の1つと言えます。
また、Webデザイナーは場所や時間にとらわれない働き方ができ、リモートワークやフレックスタイム制などとの相性も抜群。
Webデザイナーに転職することで、自分の生活に合った働き方を選ぶことも可能になるのです。
Webデザイナーへの転職を考え始めたら、次のポイントを押さえて進めていきましょう。
「転職しやすいから」「人気があるから」という理由ではなく、自分がWebデザイナーになったらどうしたいか、どんな仕事がしたいのかを具体的に考えてみましょう。
Webデザイナーには、単にデザインの制作をするだけでなく、次のようなことが求められます。
「クライアントの目的を果たす」とは、例えば商品を売るための広告なら商品が売れること、企業の公式サイトなら企業理念やイメージに合ったページをつくることです。
その他、デザイン後のコーディング作業や制作全体に関わるディレクション業務を任される可能性もあります。
こうして見ると、仕事は「デザイン」だけではないとわかりますよね。自分に合っているかどうかも含めて想像するとよいでしょう。
転職の目的が明確になれば、志望動機も固まるので、履歴書に書きやすくなりますし、面接官にも堂々と答えられますよ。
転職目的をはっきりさせたら、その目的を果たせそうな転職先を探しましょう。
雇用条件や福利厚生ももちろん大切ですが、まずは自分のやりたいことができる・自分の働き方に合う職場に採用されることが肝心です。
業務内容などは求人情報でもわかりますが、それだけでは情報不足の可能性大。公式サイトなども必ず見てみましょう。
Webの制作会社であれば、公式サイトにこれまでの実績が掲載されています。どんなものを制作しているか、どんなクライアントと取引しているかもチェックしてみてください。
Webデザイナーの仕事は、作業はコツコツ行いますが、ディレクターなど周りの人とのコミュニケーションも欠かせない仕事です。
そのため、面接でもコミュニケーション能力についてチェックされます。特にゆくゆくはディレクションを任されたりする可能性がある場合は、コミュニケーションやマネジメント力の有無が採用に大きく関わる可能性が。
これまでの仕事で、周りの人やクライアント・顧客とどのような関わりを持って仕事をしてきたか、コミュニケーションで業務にどんな良い影響をもたらせたか、というようなこともアピールしておきたいものです。
Webデザインについて学んだことがある、あるいは趣味の範囲でデザインしたものがある人は、ぜひポートフォリオを作りましょう。
「ポートフォリオ」は、簡単に言えば作品集です。自分が制作したWebデザインと、デザインの狙いやこだわりポイントなどを、わかりやすくまとめます。
デザインの作品自体も大切ですが、ポートフォリオそのものの仕上げ方もデザイナーとしてチェックされるポイント。レイアウトや見せ方も工夫してください。
ポートフォリオは、紙とwebのどちらも作成しておくのがおすすめです。
Webデザイナーは専門的な知識やスキルが必要な仕事ですが、未経験でも応募できる求人はあります。
とはいえ、経験者が優遇されるのは間違いない事実。未経験だけど活躍できる、という材料を用意しておきましょう。
当たり前のことですが、まずは「未経験者OK」「未経験可」と書かれている求人を探してください。
経験の有無について書かれていない場合は、「経験はあるのが当たり前」と見なされている可能性があります。
さらに、未経験でも教育体制がしっかり整っていて、先輩などから教えてもらえる環境かどうかも確認しましょう。
「未経験OK」なんだから教えてもらえるよね?と思って入社したら、誰もが忙しすぎて、教えてもらうような暇もなく・・・というケースも実在します。
仕事としてのデザイン経験がなくても、例えばwebデザインに必要なソフトウェア「Illustrator」や「Photoshop」が使えれば、未経験でも大きな武器になります。
次のような経験はないでしょうか。
もし制作したデザインの実物があれば、それをアピールしましょう。
記事のライティングやWordPressを使ったブログ作成なども、直接デザインするわけではありませんが業務で関わりがあるもの。あると歓迎される可能性があります。
また、デザイン関連の資格をとるのも1つの方法です。ただ、経験者の場合は資格は重視されないので、期待しすぎないのがおすすめです。
デザイン系の資格として有名なものには、「ウェブデザイン技能検定」「webクリエイター能力認定試験」、「Photoshop(R)クリエイター能力試験」などがあります。
未経験の仕事に転職するなら、在職中に転職先を探すのがおすすめです。
さらにWebデザイナーの場合、知識やスキルは独学でも習得できるのが大きなポイント。働きながら時間を見つけて学び、副業としてwebデザインの仕事を請け負うことも可能なのです。
今は社会的に副業を認める動きが出ているほか、クラウドソーシングで個人が仕事を請け負えるなど、新たなキャリアを見つけやすい環境と言えるでしょう。
知識やスキル、クラウドソーシングでの経験を経て転職にチャレンジすれば、選考通過の可能性もかなり高くなるでしょう。
ただし副業を始める前に、現在勤めている会社に副業禁止の規程がないかどうかを確認しておく必要があります。
自分が作ったデザインが広く人の目に触れ、影響を与える可能性もあるWebデザインの仕事。
企業のや社会全体のIT化によってWebデザイナーへの需要はまだまだ高いので、転職を考える人も多いのではないでしょうか。
Webデザイナーの転職市場は経験者が有利なため、未経験から挑戦するなら、まずは知識やスキルを自分で身につけるのがおすすめです。
独学の教材としておすすめなのが「STEPmeets(ステップミーツ)」。いつでも誰でもWebデザインが学べるオンライン教材で、現役デザイナーに質問もできるんですよ。
まずは働きながらデザイン制作のノウハウを習得し、未経験でも有利に転職活動を進めましょう。