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webデザインを仕事に 公開日:2020/09/08

在宅Webデザイナーになるには?未経験・初心者でも目指せる理由や成功のポイント

買い物をする、本を読む、習い事をする…今や、何をするにもインターネットを使うようになりました。

普段私たちが見ているあらゆるwebページのデザインを手がけるWebデザイナーは、クリエイティブで専門的な仕事。しかし実は未経験からでも目指せます。また初心者でも、在宅で始めることも可能なのです。

テレワークが推進されている昨今では特に、ネット環境だけで仕事ができる在宅Webデザイナーの需要は多いです。

この記事では、初心者が在宅でWebデザイナーを始めるために必要なことや、メリットについて見ていきましょう。

未経験でもなれるって本当?Webデザイナーの仕事とは

「webデザイン」と聞けば専門的なイメージがありますが、別に専門分野の知識がない人でも、スキルさえ身につけていればWebデザイナーになることは可能。

Webデザイナーがやっている仕事の内容や、初心者でも在宅で始められる理由を見てみましょう。

Webデザイナーの仕事内容

「Webデザイナー」と聞くと、自分のセンスや好みのデザインをする仕事、のような漠然としたイメージがありませんか?

Webデザイナーの仕事は、クライアントの希望に沿った、良いデザインを作ること。

良いデザインとは、見た目がわかりやすく、操作がしやすく、得たい情報や使いたい機能が簡単に得られるもの。そのためのデザインを作るのがWebデザイナーの仕事です。

例えばwebサイトの制作は、次のような流れで進みます。

webサイト制作の大まかな流れ
  1. クライアントの要望やサイトの目的をヒアリング
  2. 企画・設計
  3. 開発・デザイン制作・コーディング
  4. 運用・管理

一般的には、まずWebディレクターがクライアントからサイト制作の目的や要望、ターゲット層などをヒアリングし、サイトの全体構成やレイアウトなどを決めていきます。

Webデザイナーの仕事は、そのクライアントの意図などを汲み取った上で、目的に合ったデザインを作ることです。

デザインは、主に「Illustrator」や「Photoshop」などのソフトウェアを使って行います。そのため、最低限この2つは自在に使えるスキルを身につけなくてはいけません。

コーディングは「コーダー」いれば担当してくれますが、いないケースも多いです。その場合は、デザイナーがコーディングを行う可能性があります。

デザインだけよりも、コーディングスキルがあるデザイナーの方が、仕事の幅が広がり、需要も高いです。

コーダーが使うHTMLやCSS言語の知識は、Webデザイナーも基礎を知っておいた方が仕事がしやすく、無駄になりません。

未経験でも始められる理由

「何だか難しそう」なんて尻ごみする必要はありません。確かに知識やスキルは必要ですが、独学でも身につけられます。

Webデザイナーに必須の資格はないので、知識やスキルさえ身についていれば、即戦力となり得るのです。

最近では「クラウドワークス」や「ランサーズ」などで、Webデザインが未経験な人、初心者でも挑戦できる仕事が見つかります。

Webデザイナーが在宅に向いている理由

最近はわざわざ会社に出勤しなくても、チャットツールやネット環境の普及により在宅でできる仕事が増えています。Webデザイナーもその一つです。

在宅でできる仕事の中でも、Webデザイナーの仕事は特にテレワークと相性が良い仕事。その理由やをチェックしてみましょう。

ネット環境があればOK

Webデザイナーの仕事内容は、基本的にPCでスキルを振るうものです。PCにネット環境とwebデザインをするためのソフトやツールが入っていれば、他には何もいりません。

会社やクライアントとwebデザインについての打ち合わせをすることもありますが、それもチャットツールやwebカメラ越しで可能。

依頼から納品まで全てネット上で行えるため、Webデザイナーはわざわざ出勤しなくても良いのです。

自分のペースでやる仕事

Webデザイナーの仕事は「みんなでやる」より「一人でやる」タイプ。黙々と一人で作業をこなしていくことがメインですから、その場に職場の人がいなくても大丈夫です。

クリエイティブな仕事だからこそ、自分のペースで仕事できる点が生産性のアップに繋がります。

とは言え、Webデザイナーの仕事は、Webディレクターやコーダー、ライターやプログラマーなどさまざまな仕事の人たちとの連携は必須。在宅でもしっかりとコミュニケーションをとる必要はありますよ。

副業からでもスタート可能

在宅でWebデザイナーを始める方法はいくつかありますが、無理に会社にWebデザイナーとして雇ってもらう必要はありません。

オンラインでスキルを売り買いするクラウドソーシングサイトなどを利用すれば、単発からWebデザイナーの仕事を在宅で始められます。

つまり、在宅での副業からスタートできるということ。昼は会社に出勤し、夕方にWebデザイナーのスキルを身につけて、クラウドソーシングサイトで仕事を探して受注する、というデビューの仕方も「アリ」なのです。

在宅でWebデザイナーとして働くメリット

Webデザイナーは在宅で働く方法と会社に通勤して働く方法の2種類がありますが、在宅Webデザイナーには通勤にはない次のようなメリットが得られます。

生活スタイルに合わせて働ける

本業で職場に通勤している人や、子育てであまり家を空けられない人など、ライフスタイルは人それぞれですよね。

在宅でWebデザイナーとして働けば、仕事をする時間やペース配分はある程度、自分で自由に決められます。

納期を守れるのであれば、夜に仕事をしても昼に仕事をしてもOK。空いた時間にコツコツこなしたり、まとまった時間に一気に終わらせたり。働く本人のライフスタイルを崩しません。

スキルさえあればできる

Webデザイナーの魅力は何と言っても、「スキル重視」なところです。もちろん資格や経験はあった方が良いですが、なくてもできるwebデザインの仕事はあります。

自分のスキルに自信がついたら、ネット越しに仕事を探して気軽に始められます。

初心者でもできる案件や、未経験でも歓迎している案件もたくさん見つかります。ただし、在宅かつフリーランスを本業にすることには、収入が不安定になるデメリットが。

そのため、ある程度の実績ができるまでは副業としてやってみる、はじめは企業に雇用されて在宅勤務で働き、スキルを磨く、といった方法もおすすめです。

需要が高まるばかり

日常生活にインターネットが溶け込んでいる昨今では、webサイトをより見やすく、便利にしてくれるWebデザイナーの需要は高いです。

在宅でWebデザイナーを始めて需要の波に乗り、経験を積み重ねてスキルを磨くことで、収入を安定させられる可能性も。

副業でちょっと収入を増やしたい人や、在宅でできる仕事を始めて生計を立てたい人にとっては、Webデザイナーはまさにうってつけと言える仕事です。

未経験から在宅Webデザイナーになるまでの道のり

未経験者や初心者が在宅でWebデザイナーとしてデビューするにはどうすればいいのでしょうか。答えは「デザインの知識とスキルを身につけて仕事を探す」、それだけです。

まずはスキルの身につけ方から見ていきます。

スキルを身につける

Webデザイナーのスキルを身につける方法は主に、参考書やオンライン教材を使って自分で学ぶ(独学)か、スクールなどで習う(通学)かのどちらかです。

書籍やオンライン教材での独学

自分の好きなペースで、比較的お金をかけずに知識を身につけることができます。時間も自由に決められ、拘束されないのもメリットの1つ。

ただし自分でモチベーションを維持しないと、途中でドロップアウトしたり、わからないことが解決できずそのままになってしまうことも。

スクールに通う

専門学校や講習に参加して、決められたカリキュラムを着実に学んでいく方法。

講師に質問ができたり、仲間ができたりすることも大きなメリットです。

ただし決まった時間に拘束される、お金がかかるといったデメリットもあります。

ここでぜひおすすめしておきたいのが、オンライン教材「STEPmeets(ステップミーツ)」。

オンライン教材とは言え、現役のWebデザイナーに質問できたり、課題を提出してアドバイスをもらったりすることも可能。

誰でもいつでも学べるカリキュラムとなっている上、スクールに通うより低コストで学べます。

知識とスキルを一通り身につけたら、いよいよ働き口を探しましょう。

Webデザイナーの働き方には、大きく分けて次の2つがあります。1つは在宅勤務が可能な企業と雇用契約を結んで働くこと、もう1つは在宅のフリーランスとして働くことです。

会社にWebデザイナーとして勤め、在宅勤務を希望する

いきなり在宅フリーランスは不安、と思う人も多いですよね。それなら、まずは会社に雇われる「在宅勤務」を狙ってみましょう。

求人情報で「未経験OK」かつきちんと教えてもらえる環境の職場を探します。「リモートOK」と記載されていれば、すぐ、またはゆくゆくは在宅勤務も可能です。

働き方には、本業または副業の2パターンが。本業は正社員や契約社員、副業はアルバイトといった雇用形態になることが多いです。

フリーランスとして働く

理想的なのは、フリーランスの在宅Webデザイナーとして活躍することではないでしょうか。

まずはクラウドソーシングなどを利用して単発の仕事をこなすなどしで実績を積み、スキルを磨きます。

フリーランスは安定した収入を確保しづらいので、自分で仕事を獲得するために人脈を頼ったり、自分のWebサイトやブログ、SNSを開設したりとさまざまな手段を駆使するのがおすすめです。

web関連の仕事に需要が集まっている今だからこそ、Webデザイナーはフリーランスで活躍しやすい職業と言えるでしょう。

在宅Webデザイナーとして成功するためのポイント

在宅のWebデザイナーになること自体は未経験からでも比較的簡単ですが、「成功」と言えるような安定した収入を得るには、次のポイントを押さえる必要があります。

スキルアップで収入アップ

最初は単価が多少低い仕事も請け負って、数をこなして実力を上げていきましょう。

スキルアップすればするほど仕事の受注が増え、収入増が見込めます。

資格はWebデザイナーに必須ではないですが、色彩やデザイン関連の資格を取っておくのも1つの方法です。

独学で学んだ人は特に、基礎から学びなおすことができますし、第三者から見て「基礎的な知識やスキルが身についている」ことの証明にもなります。

さらに、デザインだけでなくコーディングやライティングなど、周辺の分野にも挑戦し、スキルの幅を広げることも収入アップの近道です。

コミュニケーションの取り方を掴む

在宅で仕事をするとなると、コミュニケーションの取り方も会社勤めの頃とは異なります。

  • 文字だけで分かりやすく説明する
  • 相手のメッセージや意図を正確に把握する
  • 電話やカメラ越しに好印象を持ってもらう

こんなコミュニケーションスキルがないと、いくらwebデザインのスキルが優れていても、クライアントの希望通りの仕事ができません。

チャットツールやwebカメラなどの使い方をよく理解し、在宅ならではの意思疎通に慣れましょう。

「直接会って話をしない」という仕事環境は、慣れない人にとってはかなり特殊に感じられることです。

ポートフォリオで仕事量アップ

ポートフォリオとは、自分にできる仕事の内容を分かりやすくまとめたものです。Webデザイナーの実力は、ポートフォリオ作りに大きく表れるとされています。

なぜならポートフォリオを作るためには、

  • 分かりやすく見やすいデザイン力
  • ポートフォリオを乗せるwebページの全体構成
  • 何かをアピール・説明するための見せ方

こんなwebデザインスキルを発揮する必要があるからです。

クオリティの高いポートフォリオを作って公開し、仕事の依頼が舞い込んでくるようになれば、ある程度安定した収入の確保も夢ではありません。

まだまだ需要は右肩上がり!在宅デザイナーも視野に入れてみて

在宅でできる仕事や需要の高い仕事はいくつかありますが、Webデザイナーは在宅と相性がとても良く、加えて需要の波に乗りやすい、将来性に富んだ仕事です。

在宅でできる仕事を探している、安定して収入を得られる仕事をしたいと考えている人は、ぜひWebデザイナーを視野に入れてみてください。

必要なスキルは、会社勤めをしながら、子育てしながらでも取得可能なオンライン教材「STEPmeets」もあります。

あなたも自分の生活スタイルをくずさず、在宅Webデザイナーとしてデビューしてみませんか。