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webデザインを仕事に
公開日:2020/09/07
Webデザイナーは、簡単に言うとWebサイトのデザインを行う職業です。ITサービスの多様化により需要が増え、人気の職業として多くの人に認知されています。
ただ、Webサイトのデザインといっても具体的にはどのようなことをするのか、また必要な資格や技術にはどのようなものがあるのか、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、この記事ではWebデザイナーの仕事に興味のある人やこれから目指す人に向けて、Webデザイナーの仕事内容について説明します。
実際にどんな働き方があるかということも紹介するので、「自分がもしWebデザイナーになったら」と想像しながら読んでみてください。
早速、Webデザイナーがどのような仕事をしているのか具体的に見ていきましょう。
また、どんな技術が必要なのか、資格は取らなければいけないのかということについても説明します。
Webデザイナーは、主に以下の工程を経てWebサイトを作っています。
構成を決める
どのようなWebサイトを作るか、クライアントの要望を聞きながら決めていきます。イメージされるターゲットや雰囲気などを確実に汲み取って反映できるよう、ヒアリング力と提案力が求められます。
デザインを作る
全体の装飾や色合い、ロゴの配置などを使いやすさも考慮しながら決めていきます。PhotoshopやIllustratorというソフトを使用します。
コーディングを行う
簡単に言うと、Webサイト内の文字に見出しや色をつけたり文字と画像の配置を指定したりして、見やすく使いやすいように装飾をつける作業です。HTMLやCSSという特殊な言語を使います。
ただしコーディングについては、「コーダー」という職種の人がいる職場ではコーダーが行います。
その他、任される仕事の範囲は職場によって異なります。
Webデザイナーには、特定のソフトウェアや技術を使いこなせることが必要です。
言語はデザインそのものに必須なわけではありません。しかしデザインを実際に反映させる(実装する)には、コーディングの基本的な知識がある方が仕事がスムーズにできます。
Webデザイナーを目指すなら、最低でもこれらを使いこなす知識と技術が必須だと考えておきましょう。
このほか、WordPressやJavaScriptなどの知識もあると仕事の効率も上がります。
慣れるためには何度も繰り返し練習しなければならないため、実際に仕事を始める前に勉強する時間を設ける必要があります。
また、Webデザイナーはクライアントありきの仕事となるので、コミュニケーション力も求められます。未経験の状態では難しいかもしれませんが、経験を積んで多くのパターンを知ることで最適な提案ができるようになっていくでしょう。
Webデザイナーに関する資格はいくつか存在しますが、仕事をするのに絶対に必要なものはありません。求人情報を見ても、資格を応募条件にしている企業はほとんどありません。
ただ、未経験者にとっては取得を目指すことで技術を磨く機会になりますし、未経験であれば資格で基本的な知識やスキルがあることを証明できるので、取得するのもおすすめです。
※()内は実施している団体
続いて実際にWebデザイナーになった場合、想定される働き方を紹介します。
Webデザイナーは他の職業と比べて、働き方の幅が広いのが特徴です。
企業に所属して働く形です。Web関係の企業はもちろんのこと、それ以外の企業でもWeb担当として募集している場合もあります。
雇用形態は正社員だけでなく契約社員、派遣、パートなど企業によりさまざまです。
また、働き方改革やリモートワークの増加といった世の中の流れを受けて在宅勤務を可とする企業も増えており、子育て中などの事情で正社員になることが難しい人にもチャンスがあります。
ただ、企業の場合は経験者のみを募集することが多いです。未経験の人は求人情報をよく確認しましょう。
企業などに所属せず、個人で仕事を請け負います。クライアントを見つけるには知り合いに宣伝して人脈を作ったり、クラウドソーシングに登録したりという手段があります。
現在、フリーランスのWebデザイナーは、副業解禁や新型コロナウイルスによる自粛要請などの影響を受けて以前より需要が高まっています。
依頼の内容も、企業と違って一件ごとに規模や単価がさまざまであり、未経験の人も参入しやすいのが特徴です。
収入は不安定になりやすいですが、仕事量などを自分で調整できるため、自由に働きたい人におすすめです。
本業を別に持ち、副業としてWebデザイナーの仕事を行う方法もあります。
働き方は、アルバイトとして企業に所属する人もいれば、フリーランスとして活動する人も。
本業で生活がある程度安定させられるため、転職の準備期間にすることができるほか、ちょっとした小遣い稼ぎがしたいなど、生活や希望に合わせた働き方が可能です。
Webデザイナーとして仕事をするには、必要なものを揃えたりデザインについて勉強したりといった準備期間が必要です。具体的に見ていきましょう。
Webデザイナーの仕事は画像や動画などの重い処理が多い上に、同時に複数のソフトウェアを開いて作業するので、使用するパソコンのスペックが重要となります。
すでにパソコンを所有している人も、スペックを確認してみてください。
買い換える場合、最初からあまり高スペックにする必要はありませんが、CPUはCore i5以上、メモリは16GB以上を目安に考えるといいでしょう。
また、デザイン作業にはPhotoshopやIllustratorといったソフトウェアも購入する必要がありますが、パソコンのOSが古いと使用できない場合があるので注意が必要です。
Webデザイナーとして仕事をするために必要な知識と技術を学びます。方法としては、主に独学とスクールの二通り。
自分で専門書を購入したり、オンライン講座を受講したりします。費用を抑えたい人や、忙しい人におすすめですが、モチベーションを保つのが難しく挫折しやすいのがデメリットです。
スクールに通学し、授業を受けます。期間は半年前後のことが多いです。独学より費用は高くなりますが、講師のサポートを受けられるので疑問点を残さずしっかり学ぶことができます。
どちらの方法で学ぶかは、かけられる予算や時間などによって決めましょう。
独学とスクールでは、メリットとデメリットが異なります。どちらにするべきか迷うのも無理はありません。
働きながら独学で学びたい、でもわからないところがあったときに聞ける人がほしい。そんなあなたにおすすめなのが、動画教材の「ステップミーツ」です。
基本は動画を見て学ぶ独学スタイルですが、プロの講師にLINEで相談できるのがうれしいポイント。
また、スクールのように課題の提出もあり、講師から添削を受けられるので自分の弱点や改善点をしっかり把握しながら技術を習得できます。
Webデザインの知識やスキルを一通り身につけたら、いよいよ仕事探しです。
求人情報で「未経験可」の求人を探すのも1つの方法ですし、最初から在宅フリーランスとして働くのなら、クラウドソーシングに登録するのがおすすめです。
クラウドソーシングなら、受注のハードルは比較的低いもの。どんどん挑戦して、スキルを磨いていきましょう。
さまざまな分野でオンライン化が進む現代、Webデザイナーは非常に重要な役割を担っています。
最近では素人でもWebサイトの作成が可能ですが、Webデザイナーが専門的な知識や技術、センスを生かして作ったものは、やはり一味違います。
知識や技術を学び、センスを磨くには勉強が必要です。オンライン教材「STEPmeets」などで基礎からしっかりと学びましょう。
Webデザイナーは副業やフリーランスとしても働けます。自分のペースで今から始めてみませんか。